【資格】宅地建物取引士の試験の合格率・合格ラインは?合格した時の勉強法とは

宅地建物取引士 合格 難易度 合格率

こんにちは。ゆきちです。

以前私が勤めていた会社の中で不動産関係を扱う部署があったのですが、そこで今も働いている同僚と先日久し振りに会いました。

会社でとらないといけない資格とか結構あってしんどいよね~って話から、彼が最近「宅地建物取引士」いわゆる「宅建」の資格を取得した、ということを聞きました。

今後私の人生で取得することはおそらくないと思いますが、(笑)資格オタクの私にとっては是非とも聞いてみたい話だったので、しっかりと聞いてきました~!

これから宅建を受けるという人がいれば、彼が宅建を取得する際に実際に行っていて、無事合格できた勉強法を聞いてきたので、是非参考にして頂ければ、と思います^^

宅建の試験形式・合格ライン

「宅地建物取引士(以降宅建)」の試験の合格ラインは、50問中31~37問ほど正解する必要があります。

7割は正答しないと、という感じのようですね。

試験の形態は、マークシート方式(4択)だそうです。

ちなみに、平均点を調べてみましたが、平成30年度の平均点は37点、平成29年度の平均点は35点でした。

やはり最低でも30点は獲得しないと厳しそうですね。

実際に宅建の資格を取得するために行っていた効果のあった勉強法

彼は、宅建の資格をとるために、スクールに通って勉強したそうですが(会社から取れと言われたので会社が費用は負担してくれたそうです)授業の進んでいくスピードがすごく早く、当初はかなり勉強に苦戦したそうです。

そのため、復習にはかなり力を入れて勉強したといっていました。

その勉強方法とは、教科書に書いてある文字を紙に何度も書いて覚えたとのこと。

読むだけだと覚えることが難しかったため、時間がかかったものの、実際に手を動かして書きながら覚えたのです。

実際これは効果があった勉強法だったといっていました。おススメだそうです。

読むだけだと頭からすぐ抜けてしまうことが多く、あまり効果が出なかったのそうですが、手を動かして書くことで、より強く頭にすりこむことができたんだそう。

どこを書いていったのかと聞くと、「教科書を全て丸写した」と・・・

「え?それって時間もかかる上に、ほんまに効果あるん?!」と思わず言ってしまったのですが(笑)、彼曰く、

「大事な部分だけ、写そうとするとどこを写すか迷ってしまい書くまでに時間がかかってしまうから」また「選んで写した部分があまり意味がなかった場合や、写さなかった部分が意外と大事だったということが無いように」という理由ですべて写していたそうです。

仕事が終わった後にだいたい1時間くらい時間をかけてこの作業を行ったそうですが、教科書を丸写ししただけだったため、すぐに作業をすることができ、意外と時間はかからなかったといっていました。

また、無意識に書いてしまった部分もあったので、当初は「この勉強法はあまり意味がないんじゃないか?」と思えたものの、意外と頭に残っていたので、効果的だと実感。

教科書の丸写しが終わったら、次は「任天堂DS」の宅建ソフトで過去問を10問ほど解いたそうです。(そんなのがあるんですね!)

彼曰く、任天堂DSの宅建ソフトのソフトは意外と便利で、朝・昼休み・夜と過去問をそれぞれ10問ずつ解いて理解力を深めていったとのことでした。

10問過去問は、

任天堂DSの宅建ソフトの10問過去問は、問題を解く練習にもなる上、とても短く10分くらいで終わるので、疲れた頭にはちょうど良く、10問だけのため、集中もできるし、理解力を高めることができたかな、と言っていました。

実際にやってみた勉強法で良かったと思う点

実際、教科書の丸写しは、やることが明確に決まっているため、机に向かってすぐに作業をすることができたのが良かったと言っていました。

また、書いているときは、黙々と書いているため、あまり考え事をすることがなく、意外と頭の片隅に残っているので、効果があったのだろうと。

結構頭に残っていると、問題を解くときに問題の意味が理解できるようになり、模擬テストの答え合わせをするときも解答の解説の理解ができるため、次に活かすことができたのだといっていました。

また、教科書とノートさえあればどこでもできるため、ファミレスや喫茶店などでも出来ることも良かったとか!

家の中では集中して勉強が出来ない人にとっても、この方法はおススメだそうです。

人にも見られるので、ちゃんと勉強しようという意識が出ますし、「あの人勉強しているんだー」と思われたかったからちゃんと勉強できたのだと(笑)

あと、ファミレスは長居しすぎるとよくないかと思ったので、大体2時間くらいで区切りをつけていたそうですが、これがまた今となっては良かったと思うそうです。

区切りを付けず、ダラダラやってしまうと逆に集中ができないが、時間を区切ることでかなり集中してやることができたからだそうです。

彼はこの勉強を、一年間続けたそうです。

継続は力なり、だと実感したそうな。

継続することで文字を書くのも苦痛ではなくなり、むしろ試験が終わったら1日が物足りないと思ったほどだそうです。

人間の順応性とはすごいものですね!

この勉強法のメリット・デメリット

この勉強法のメリットは、何も考えず作業できること。

机に座り何をやろうかと考えることなく、いきなり作業できるので、ストレスなく打ち込むことができたそうです。

デメリットは、やはり時間がかかること。

もしかしたらもっと効率の良い勉強方法があるような気がしますし彼のように1年という比較的長いスパンが取れない人にとっては不向きな勉強法かも、とは言っていました。

おススメしない勉強法

彼が実際にやってみて、良くなかった勉強法は、友達と一緒に勉強することだったそうです。

一緒に勉強すると友達の行動が気になって勉強に集中できず、また、疲れたときに友達に話しかけてしまうため、達の勉強も邪魔してしまい、双方にとっても良くないため、おすすめ出来ないと断言していました。

それは私も賛同ですね。やはり1人でじっくり集中しながらやるのが効率が良く、効果的かと思います。

宅地建物取引士の合格率の平均は、15%前後だそうです。(「資格の学校TAC」より)

数値的には低く感じますが、しっかりと基本をおさえていけば、十分合格を目指すことができる、というのは彼の経験からも言えますよね。

資格取得を目指している人は、是非自信をもってチャレンジしてほしいと思います!頑張ってください!