【京大生直伝】成績UPや志望校合格には睡眠が不可欠!寝不足が受験や学力に与える影響

学力 受験 睡眠 京大

こんにちは。ゆきちです。

先日、ゆきちのおススメの習い事(東大生・京大生のお墨付き!)についてお話しました。

京大生 おススメ 習い事 ピアノ 書道【必見!】頭が良くなる為に東大生・京大生がやって良かったとおススメの習い事
今日は、習い事に問わず、昔からやってきてよかったことのうちの「睡眠」についてお話していこうと思います。
 

実は、睡眠は学力向上と密接な関係があり、受験を制する上で絶対に欠かせないんですよ!

ゆきちが実感してきた睡眠の大切さや、京大に合格するまで、実際どのように睡眠をとってきたかをご紹介していきます!

受験で打ち勝つために最低限必要な条件

  • なによりも健康第一!
  • 頭がフル回転できるようにする
  • 集中力を保つ
  • 知識を蓄える
  • 判断力
  • 忍耐力やストレス耐性

他にも色々とありますが、ざっと最低限のことをあげると上記の通りかと思います。

睡眠が十分に足りていないと、上記のいずれもを(いずれか、ではありません)満たすことが不可能となってしまいます!

ということは、受験や成績UPのためには睡眠が必要不可欠だということがわかってもらえるかと思います。

では、具体的に睡眠の重要性や、睡眠不足で起こり得ることについて述べていきますね。

睡眠の重要性・学力への影響は

健康に睡眠不足が与える悪影響

人間は、まったく食事を摂らないでいるよりも、まったく睡眠をとらないでいる方が早く死ぬそうです。意外ですよね。

人間は食べなくても2週間ほどは生きていられるそうですが(環境や状況によりますが)睡眠をとらずにいると、なんと10日ほどで死んでしまうこともあるのだそうです・・・!(「ためになる眠りの豆知識 睡眠って大事!」さんより)

命に関わるとまではいかなくても、睡眠不足は健康に支障をきたすこととなり、それは学力UPや受験にも影響を及ぼしうるのです。

健康が受験を制する上で必要と言いましたが、健康は2つの意味合いで使っています。

  1. 受験に耐えうる体力を備えること
  2. 風邪などの病気にかからないということ

勉強は、精神的な負担は自覚しやすいですが、体にも非常に負担がかかるので、体力も必要なのです。

長いテストだと2時間くらいずっと問題を解き続けなければいけません。

2時間集中し続けるだけでもかなり負担がかかりますが、それだけではなく、問題を解くことは非常にエネルギーを消耗します。

こうしたエネルギーやスタミナをつけるためには、しっかりと食事を摂る必要があります。

しかし、睡眠不足になると、食欲不振や胃腸障害が起こりやすいのだそうです(「フミナーズ 自分とみんなの「眠れな~い!」をつなぐ」さんより)

食欲不振になってしまったり胃腸を悪くしてしまうと、食事をしっかりとれなくなり、体力をつけたり頭に十分な栄養を送り届けることができなくなってしまうのです。

また、しっかりと食事から栄養を得ないと、免疫力が下がり、様々な感染症を引き起こす可能性が高まります。

(しかも免疫力に関しては、食事不足だけではなく、純粋に睡眠不足だけでも低下します)

せっかく一生懸命努力して勉強したのに、体力がなかったり風邪をひいたりしたせいで、受験当日に思う様に力が発揮できなくてはかなりもったいないので、しっかりと睡眠をとって健康を保つようにしましょう。

日々の勉強も、健康でないとできませんからね!

睡眠不足が「頭をフルに回転、集中力・判断力を保つこと」へ与える悪影響

センター試験では、たくさんの情報量を基に、素早く問題を解くことが求められます。

二次試験では、難解な問題を時間が許す限り考えを巡らせて解くことが必要です。

これらを確実に遂行するためには、「集中力を保ちながら、頭をフル回転させ、適した判断を下す」ことが不可欠です。

しかし、睡眠不足がこれらを邪魔することになってしまうのです。

十分に睡眠が出来ないと、「脳の活動が抑制され、話が頭に入って来なかったり、普段できる仕事や勉強ができなくなったりと思考力が低下」します。(「cecile:寝不足が引き起こす症状とは? 寝起き・目覚めの悪さを解消しよう」より)

また、記憶力、判断力、問題解決力なども低下するそうです。(「Sleep days」さんより)

8時間睡眠のグループは期間中認知機能・注意力・運動神経ともに全く低下しなかったのですが、4・6時間睡眠のグループは時間が経つに連れ低下が確認されました。

驚くべき点は、6時間睡眠のグループの結果が2日間睡眠を取らなかったグループと同程度まで低下したこと。

引用SousPeak」より

これは学習する上では致命的な損失ですね。

学力をつけたければ、しっかり睡眠をとることが一番の特効薬だ!くらいにゆきちは思っています。

睡眠が記憶力をアップさせる

知識を蓄えることも、受験する際の最低条件として挙げました。

これは当たり前ですよね。

暗記科目では、問題で問われたことを記憶していないと、正解を答えることができませんし、数学などでも数式を覚えていなければ問題を解くことができません。

たくさん覚えなければいけないことがあると、寝る間を惜しんで・・・!となってしまう気持ちもわかります。

しかし、覚えたい気持ちが強ければ強いほど、しっかりと寝てください。

記憶と睡眠は密接な関わりがあるのです。

これはゆきちが熱弁しなくとも、既にあらゆる研究や実験で明らかにされていることですので、あえて詳しくはお話しませんが、とにかく人は「睡眠中に情報を脳内で整理している」のです。

「寝る」という行為には、体と脳を休めるだけでなく、記憶を整理し、まとめる役割もある。睡眠中は海馬を中心に、とても複雑な記憶情報の整理が行われています。

引用SousPeak」より

睡眠の重要な働きに記憶の固定があります。記憶の固定とは,日中に記憶したこと(学習や経験)を忘れないように脳に定着させることです。

引用甲南大学:知っていますか?「勉強に効果てきめんな睡眠」の手に入れ方」より

睡眠中、脳は休むというより活性化しています。睡眠中に脳の血流量が増え、情報を整理して、忘れない長期記憶に変化させています。つまり、日常生活で情報を得たり、学習をした後、睡眠によって学習効果が上がるのです。

引用MAG2NEWS」より

睡眠不足は忍耐力やストレス耐性を弱める

睡眠不足は、身体面や記憶面での悪影響だけに留まらず、情緒や感情などにも大きく影響を与えるのです。

受験というものは、非日常的な事柄でかつ自分の今後の人生を左右するといっても過言ではないイベントです。

よって、ほとんどの人が緊張して受験に挑むこととなるかと思います。

ということは、ある程度のストレス耐性をつけ、そういった環境下でもしっかりと実力を発揮できるように普段からもメンタル面のケアをすることが大切だと私は考えています。

また、忍耐強さも必要です。

慌てふためいたり、注意力散漫になっていては解けるはずの問題も解けません。

最後の1分1秒まで、粘り強く問題を解き続けることが合否を決める一つのポイントといっても過言ではないと思っています。

最後まで諦めない人が笑える世界なのです。

ですが、睡眠不足となると、

  • 不機嫌になる
  • ストレスを感じやすくなる
  • 不安になる・情緒不安定となる

 

といったリスクを孕むこととなります。

どうやら、睡眠中に分泌される、気持ちを安定させる「セロトニン」という物質が減少することで、人を「イライラさせる」原因になるのだそうです。

穏やかな心を保つためには、セロトニンという物質が重要です。攻撃性や衝動的な行動が目立つ人では、脳脊髄液の中のセロトニン関連物質が少ないことが知られています。

引用フミナーズ 自分とみんなの「眠れな~い!」をつなぐ」より

イライラしやすかったり、不安になりがちだったりすると、受験というプレッシャーに押しつぶされて十分に実力が発揮できなくなる可能性があります。

普段の学習でも、イライラして落ち着きがなくなると、勉強の効率が格段に下がってしまいますからね。

しっかりと睡眠をとるようにしましょう。

京大に合格するまでの睡眠スケジュール

最後に、実際にゆきちが京大合格を目指して勉強に励んでいた時の、睡眠スケジュールと気を付けていたことをご紹介します。

  1. 必ず遅くとも0時半までには寝る!
  2. 最低でも7時間は寝るようにする!
  3. テスト前は徹夜をしない&むしろ早めに寝る
  4. 暗記系は寝る前に行う
  5. どうしても眠い時は我慢せずに少し寝る
  6. 安眠系や記憶力定着系のヒーリング音楽を聴く

上記5つは必ず守っていました。6つ目は気休め程度にやっていましたが・・・(笑)

絶対に7時間は睡眠時間を確保するように計算して寝る時間を決めていました。

また、どんっっっなに遅くなっても0時半を超えない!あくまで寝る目標は0時で設定していました。

睡眠時間の時間数も大事かと思いますが、質のいい睡眠をとるべき時間帯に取るのがいいと思っています。

女性は知っている方も多いかと思いますが、「シンデレラタイム」といって、22時~2時の間は眠っているのが肌に良いと言われていますが、

「きっと脳にもいいだろう!!!」と勝手に解釈して、出来る限りその時間に睡眠時間がかぶるように寝るよう心がけていました。

また、質のいい睡眠をとるため、無駄に長い睡眠をとることもしませんでした。

必ず0時半までには寝て、必ず翌朝7時には起きる、といった具合で習慣化していました。

そして、どうしても勉強中に眠くなった時は、アラームを15分~30分後にかけて、いさぎよく寝ていました。

「寝る時間がもったいない!!」と当初は抵抗があったのですが、眠いのを我慢して教科書を読んだり暗記したりしても、絶対覚えられません。

眠気と必死に戦いながら、同じところを何度も何度も読み直すことになり、絶対に効率が悪いです。(笑)

ならば、ちょっとだけ寝てから覚える方が、むしろ効率はいいかなと考えるようになりました。

(もちろん眠くならないのが一番ではありますが・・・)

ヒーリング音楽ですが、これはYouTubeとかに結構あがっています。

ゆきちの受験時はYouTubeという存在が今ほどメジャーではなかったので、確かTSUTAYAとかでわざわざそういうCDを借りてウォークマンにいれていた気がしますね・・・

それを夜寝る時に聞きながら寝る・・・みたいな(笑)

本当に効果があったかは実験などはしていないので、定かではありませんが、まあ「病は気から」ではありませんが、要は「気の持ちよう」です。

プラシーボ効果というやつでしょうか、(知らない人はググってね)「効果がある!!!」と思いながらやれば、おのずと効果に繋がることもありますからね。

まとめ

  • 健康を保つためにも睡眠は大事!
  • 最大のパフォーマンスを発揮したければ、しっかり寝るべし!
  • 記憶を定着させるためには寝ることが必須
  • 睡眠は気持ちを安定させてくれる

何はともあれ、「睡眠は絶対にとれ!!!!」の一言につきます。

色々な勉強法を検索したり、色々な本を読んでみて簡単に学力がUPする方法を探してみたり、というのも有意義かとは思いますが、

一番簡単な方法は、「寝ること」です。

勉強に集中すればするほど、寝ることが惜しくなりますが、そこをぐっと堪えて寝られるか、寝られないかが、自分のパフォーマンスを左右しているといっても過言ではないですよ。

あなたはしっかりと寝られていますか?

自分の生活を今一度振り返ってみてください。

しっかり寝れていないな~と思う人は是非、今日からしっかりと寝るようにしてみてください。

「嘘だ~!」と思う人ほど、実践してみてください。

エナジードリンクやコーヒー、眠気覚ましが悪いとはいいませんが、しっかり寝てみるだけで、それらでは到底感じ得ないほど、想像以上に頭がすっきりするもんですよ。