実際の合格者が語る理学療法士の合格率・合格ライン、合格のための勉強法

こんにちは。ゆきちです。

先日、久しぶりに高校時代の友達と会う機会がありました。

その友達は理学療法士になることを目指して、大学進学を選択していましたが、実際に理学療法士の試験を見事パスすることが出来たそうです!

その際の貴重な経験を是非聞かせてほしい、とお願いして聞いてきましたので、早速皆さんに共有できれば、と思います^^

これから受けようと思っている人や、将来理学療法士になりたい、と思っている人は必見ですよ!

理学療法士の資格を取ろうと思ったきっかけ・メリット

  • 理学療法士の資格は、国家資格になるので、転職の際にそこまで困らず転職できる
  • 病院で勤務ができて、いろんな職種と話ができるようになる
  • 給料は安定しているため、将来性もあり
  • 人の身体についても詳しくなるので、公私ともに体の不調で人が困っている時に手助けできる

以上の点に魅力を感じ、取得するに至ったそうです。

試験会場の雰囲気・受験条件・合格率・合格基準や出題形式など

会場の雰囲気

受験の時の雰囲気はかなりピリピリしている印象だったそうで、年に一度しかないため、それに落ちてしまうとまた一年後にしか受けられないため、みなさん必死にやっていたそうです。

受験資格

また、受験資格は、基本的に理学療法科に在籍して、規定の実習を通過した人しか受験はできないそうです。

合格率・合格基準

大体合格率は6割くらいで、合格点も問題の6割が取れていないと不合格になる形。

出題形式など

理学療法士試験内容は過去問題から出るところもあるで過去問を解いておけばある程度は受かるはず。

所要時間は午前午後で2時間ずつ。

理学療法士になるために勉強した期間

彼女は、資格取得を目指して、試験日の2ヶ月前から3ヶ月前くらいから実際に勉強を始めたそうです。

実際に実践していた勉強法とは

まずはじめに、その試験について過去の問題があるかどうかを確認し、過去問がある場合かつマークシート方式を採用している試験での方法をお伝えします。

ただ、今回の方法はある程度試験まで2ヶ月から3ヶ月ほどの時間があることが必要となりますから、注意してください。

過去問は大体5年分あれば大丈夫だと思います。

最初にやることは一度わからなくても全問解いてみることです。

必ずわからない言葉や知らない問題が出てくると思います。

そこは自身でわかるようにマーキングしておくといいです。

次にやることは、1番初めから1問ずつ選択肢の回答に解説を自分で教科書などの本を使い、調べて作っていきます。

やっていくと、一問で4から5問分の知識が蓄積されていきます。(選択肢が4~5つあるため、それ全てに関する知識がつくってわけですね)

それをまず一年分の問題全てやります。

だんだん、解説をつけていくと他の問題でも似たような選択肢があって被ってくる部分が出てくると思うので、そのあたりは飛ばしていくと、スムーズに解説を作ることができるようになってくると思います。

後はひたすら一問ずつ問題を解くのですが、必ず他の選択肢での正しい解答も考えながら実施していくといいと思います。

こうすることで、ただ1通り問題を解くだけよりも、1つの過去問で多くの知識を得られますね!

問題を解いていくにあたり大抵の人は同じところをミスします。

[safe title=”POINT”]必ず間違えたところはマーキングし、覚えるようにしていくと効率的にいい![/safe]

この勉強法の注意点

特に気をつけていたことは、間違えたところは徹底的に調べ直し、何度も繰り返し問題を解いていくことだとのこと。

ミスしたところは、その人の中で覚えにくい部分だと思うので、繰り返した方がベター。

もし、何度やっても本当に覚えられない場合は、何かその問題について印象に残っているものと結びつけたりしていってエピソード記憶を用いるとより効果が現れると思う、とのアドバイスをもらいました。

確かに、これは記憶していく上で重要なテクニックの1つです^^

また、この勉強方法では時間がどうしてもかかってしまう点があるので、時間を必ず決めてやる事がおススメ。

ただだらだらとやっていても脳への吸収は上手く行われないので、試験時間と同じだけやって休むというのを繰り返して行うと実際の試験でも同じようなルーティーンで問題を解くことができるので、試験対策になります。

覚えなければいけない問題では、基本的に朝にやるといいと思います。

朝は脳がリフレッシュしているため、知識を吸収しやすいので!

夜中にやると脳の活動している時間が試験の時間と異なるので、あまりお勧めできない、とのことでした。

確かに、実際の試験時間に合わせて勉強することで、その時間帯に脳がフル回転するような状態に持っていく・慣れさせるというのはすごく大切なことだと思います!

この勉強法をやってみて思ったこと

1問ずつ解説を作っていく作業は、初めは果てしなく長く感じてしまうので、一度に行わず、時間に余裕があるうちに少しずつやっていった方が知識として定着していくと思います。

彼女の場合は2ヶ月前からだったので、かなり急ピッチでやったので、そこが大変に感じた、と言っていました。

3ヶ月あれば心にも少し余裕が生まれてくるので、しっかり一問ずつ蓄積していくことができ、合格の確率は上がるのではないかと思う、と振り返ってくれました。

彼女は、この勉強を行った後に、自分より頭のいい人から問題も出してもらい、ひたすら答えになるものを書き出す作業をしたり、また問題を出してくれた人に答えを実際に説明するという作業を行ったりし、すぐにフィードバックをもらうように実施していました。

必ず覚えた物は相手に説明するなどしてアウトプットしていかないと記憶の定着は難しいと感じました。

身近な人がいなくても、自宅とかで一人で誰かに説明するように話をしていくといいと思います。

その際は体も使いながら行うと動きとしても記憶されていくので、より効果が出ると思います。

これもすごく大切なことだな~と聞いていて思いました!

スティーブ・ジョブズみたいに、うろうろ(?)動きながら身振り手振りで説明すると尚良さそうですね。

(こっそり家の人に見られると恥ずかしいですが 笑)

この方法で勉強を行った結果・良い点・悪い点

結果

実際やってみてから、模擬試験の問題で合格点を出すことができるようになり、点数が上がると喜びも増えるのでさらに覚える気になって勉強できるようになったとのこと。

大体1ヶ月程経過してから点数は伸びてきたので、初めは苦しいと思いますが、是非試していただけるといいかと、と言っていました!

これは経験者からのお告げは、信ぴょう性があってありがたいですね~

彼女は、実際の試験でも合格点をはるかに超えることができ、無事に試験に合格することができました!

冒頭でもお伝えした通り、トータルで約2ヶ月から3ヶ月の間の勉強でこの成果を出すことができたそうです。

メリット

  • 確実に頭に蓄積されていくので、短期記憶ではなく、その後も長く覚えていることが多い。
デメリット

  • どうしても時間を必要とする勉強法なので、時間にゆとりがないと難しい・即効性には欠けるかも

おススメしない勉強法

ただひたすらに問題を解くだけで解答を覚えてしまうような勉強法は、問題が変わってしまうと全く対応できなくなる可能性が高いのでおススメできない。

また、短期的な記憶に頼る受験だと、その場しのぎになるので、今後も常に知識が必要となってくる資格・職業なので、それはやらず、ある程度期間をかけてコツコツ積み重ねる勉強法の方が得策かと思う。

とのことでした。

まとめ

やはり、一発合格しているだけあって、すごく実践的で実に効率がよく効果のある勉強をしていたんだなあ、と話を聞いていて感動しました!

是非、同様に理学療法士の試験をパスすることを目標にしている方は、是非この勉強法を参考にしてみてはいかがでしょうか^^

お役に立てると幸いです♪