【体験談】京大の学生が下宿先を決める時のコツとおススメの場所【吉田キャンパス編】

こんにちは。ゆきちです。

先日、京都大学のキャンパスの雰囲気や豆知識などの紹介をしてみました！

【体験談】京都大学はどんな所？キャンパスの雰囲気や立地を紹介【豆知識付】

今日は、京大生必見！オススメの下宿先を紹介したいと思います(*´ω｀*)

わたしはですね、結局4年間同じところに住み続けたのですが、「あ～もっとここに注意して下宿先を決めればよかったなぁ」なんて後悔もありました。

初めての一人暮らしでしたからね、何を重視すべきかなんて知らなかったのです。

また、京都の土地勘も全くなかったですからね…

ということで、わたしと同じように後悔したり悩んだりしてしまう人が出現しないように、この記事を書くことに決めました！

実際に私が下宿先を選んだ時に犯した失敗から学んだ、下宿先を選ぶ上で大切なことと、大学に通っていた時の体感や友達の家に行った時の経験などを基に、どこが下宿先としておススメかををフルに惜しみなく伝授します。

今回は吉田キャンパスの本部構内を拠点としている学部生向けにお届けします。（文系学部＋工学部）

工学部以外の理系学部におススメの場所は別の記事にて紹介致します＾＾

センター試験も終わり、そろそろ内覧に行って住まいを決める方も多いかと思いますので、この記事が参考になれば嬉しいです！

下宿先を決める際の注意点

下宿先はとにかく早めに物件をおさえるべし！

これがもしかしたら大学生が下宿先を決めるにあたって1番重要かもしれません（笑）

ちなみにわたしは、京大に受かる自信なんてさらさらなかったので、合格発表を見て受かっていることが判明した翌日に急いで下宿先を決めに行ったんですよ。

まあ大体の人が「合格しているか確認してから内覧に行こう」と考えると思うんですが、実はそれだともう遅いんです。

好条件で魅力的な物件は、大概もうその時点で埋まってしまっています^^;

なぜかというと、みんな既に合否がわかる前に家を押さえてしまっている・もしくは住みたいところを合否前に既に見当をつけてしまっているんですよね…

（みんなどんだけ受かる気満々やねん…と当時は思いましたが（笑））

まあそれくらいしないと、凄まじい「優良下宿先争奪戦」には勝てない訳ですね。

ちなみに話は逸れますが、試験を受ける時の宿泊先に関しても同じことが言えます。

センター試験が終わってから、その結果に応じて、「ここを受験しよう！」と最終的に決めて願書を提出することが多いと思います。

そして、受験するにあたって宿泊が必要となる場合は、ホテルを押さえると思いますが、これだともうホテルはほとんどあいてないです^^;

みんな、センター試験の前に既に予約してるんですよ。（まあ今考えると当たり前かもしれませんが・・・）

特に大学の近くとか、アクセスがいい所とか、料金が安いとかっていうところは既に満室です。

なので、ホテルももう先に取っておきましょう。

まあ、お店やホテル側にとっては、確定してから予約してよ、と思われると思うので、推奨は出来ない行為なのですが、早めに押さえておくことは大事でしょう。

（まあ、何千人と受験しますからね、キャンセルしたとしてもすぐ埋まるとは思います笑）

私はもちろんセンター試験を受けてから予約を取ろうとしましたが、大学近くのホテルは全部満室で非常に苦労しました・・・(；A；)

さて、話を戻しますが、下宿先も同じです。

早い人なんか、私が住んでいるアパートを夏頃見に来ていましたからね。

いやあ、あれはビビりました・・・あれくらいみんな本気なんだな、と。

そら、合格してから探してもいいところないよね。と。（笑）

物件を早くから予約しておくメリットとしては、やはり何よりも、条件がいい物件を選べるという点につきますね。

ほとんどの人が４年間そこに住むことになるでしょうから、物件の条件で泣く泣く妥協しないようにするためにも、このスタートダッシュは大事ですね。

ちなみに、エイブルのHPでは・・・

との謳い文句でした。

これなら私も先におさえておけばよかった・・・(´；ω；`)笑

過去に戻れるなら、確実にこれはあの頃の自分に助言してやりたいですね。

（まあ、その前に受かる自信はなかったし、京大を受けると決まったのも願書出すギリギリのことでしたから無理なんですけどね）

他にも色々な不動産仲介業者がありますから、調べてみる必要はありますね。

エイブルは申込金・キャンセル料は無料とのことでしたが、マイナビ賃貸では、物件によってはキャンセル料がかかる可能性もあると書かれていました。

また、幾つか条件もあって、

とのことでしたから、隅々までちゃ～んと落ち着いて読んでから、物件を予約しに行きましょう。

早く物件をおさえる上でのデメリットの方にも記しましたが、各大学には、生活協同組合、略して「生協」というものが存在していて、この生協を利用して物件を決めたり探したりすることも可能です。

学生に安心かつおススメな物件を数多く紹介してくれますし、不動産仲介業者を挟むよりも安く契約できる可能性もあります。

また、物件の内覧先へは無料でタクシーで連れていってくれたりします。

※私の時は、２件まで無料とのことでした。距離は関係なく生協が負担してくれました。

ちなみに弟が別の国立大に通っているのですが、その際の物件内覧も生協でお願いしたのですが、タクシー無料でしたね。

案内してくれる人も、京大生なんですよ。

というのも、この時期になると必ず食堂前の掲示板に、新入生に物件案内をする生協のバイトを募る紙が貼りだされているんです。

なので、既に何年か実際に京都に住んでいたり学校に通っていたりする人が関与してくれますから、有益なアドバイスを聞ける可能性も高いのです。

生協を利用する上で、余分にお金がかかるというわけでもないので、利用する価値はあるかと思います＾＾

ちなみにわたしも生協でお世話になり、数少ない売れ残りの物件の中から、それなりのところを見つけてもらうことができました（泣）

ただ、この生協の物件案内会は期間が決まっているので、その期間内でなければ斡旋してもらうことはできません。

と、物件を早めにおさえるメリット・デメリットを紹介しましたが、それを基に自分の希望に合わせて動いてみてくださいね。

まあ、最低でも合格したその日に物件を見に行くようにするのが賢明ですね。

京大生にオススメの下宿先（吉田キャンパス・文系学部・工学部編）

文系学部と工学部（本部構内がメインの学部）の場合・立地編

さて、ここからは、わたしが４年間学生生活を送ってきた上で、「ここに住みたかったな～！」「ここなら便利だっただろうな～！」という優良立地条件をお教えいたします。

文系学部は、一・二回生の頃は吉田南構内が主な活動拠点となりますが、三・四回生になると、本部構内が主な出没エリアになります。

ですから、本部構内に近い場所に住むのがなにかと利便が良いです。

欲を言えば、さらに理想的なのは、本部だけではなく、吉田南にも近いところですね！

おススメのエリア No.１　今出川通沿いとその周辺

今出川通沿いは、東西に貫く、北部構内と本部構内を隔てる大きな道なのですが、この通り沿いもしくはここから少し中に入った道沿いなんかは便利かなと思います。

まず、生活面ですが、コンビニもありますし、リーズナブルで美味しい飲食店もこの通り沿いにたくさんあります。

学生がよく通る道ですからね。

日用品や生鮮品などは、今出川通沿いといっても位置がどの辺りかによっても買える場所が異なってきます。

東側（銀閣寺・白川通りに近い方）であれば、生鮮品は「大黒屋」というスーパーや、京都の学生御用達の「フレスコ」が白川通り沿いにあります。

そして、お菓子や日用品（ティッシュとか洗剤とか）も、白川通沿い（今出川通との交差点よりは北側）に「ケントボーイズ」というお店がありますから、大丈夫です。

また、京大生御用達（？）リカーマウンテンショップ（通称リカマン）というお酒のチェーン店も白川通沿いにありますよ。

リカマンは、宅飲みするときのお酒やおつまみを買うのに恰好の場所ですｗｗ（私もよくここにお世話になりましたｗ）

あとは便利なもので言うと・・・auショップや郵便局（ケントボーイズと大黒屋の間）も白川通沿いにありますね。

逆に、西側（鴨川寄り）の今出川通付近に住むと、食品・生鮮品は東大路通沿いにある「グレースたなか」が近いかなと思います。

生活用品は、ダイコクドラッグやココカラファインが近くにありますから便利ですね。

いずれも位置的には、大学の帰り道に寄ることが可能なのが嬉しいところです＾＾

郵便局も、大学が存在している交差点（東大路通と今出川通の交わるところ）にもありますし、大学から出町柳駅に行く道中にもあります。

ちなみに、リカーマウンテンショップ（通称リカマン）は東大路通沿い（今出川通よりも北側）にもあります。（グレースたなかよりも更に北上した所）

やっぱこうやって改めて書いてみてもかなり便利な場所ですね・・・！

交通の面では、今出川通り沿いを通るバスがあるので、困ることはありませんね。

確か17番系統（下り）と203番甲乙系統（上り）です。これは駅から河原町通りを通って、今出川通を通るバスだったと思います。

それに乗れば、駅や河原町（東京でいう渋谷的存在？）にはすぐに出ることが可能です。

今出川通のどのあたりに住むかにもよるのですが、鴨川に近い方（西側）に住めば、京阪の出町柳駅にも近く、更に交通の便はよくなります。

逆に東側（銀閣寺側）だと、白川通もバスが通ります。ここは５番系統ですね。

最後に、一番重要な通学の面ですが、本部構内がそもそも今出川通沿いにあるので、通学も5～10分程で済むでしょう。（どの辺りの今出川通沿いに住むかにもよりますが）

私の友達が、本部構内から今出川通を渡ったところの家に住んでいましたが、（しかも本部構内の門の真正面！）とにかく通学が楽と言っていました。

（いやあ、あれは超近くて綺麗でオートロックで、超魅力的でした・・・）

雨の日や雪の日は徒歩でもすぐ行けますし（これ結構大事！）空きコマに家に帰って休むことができる、とも・・・

京都はそれなりに雪が降ったり雨が降ったりするので、徒歩でも通学可能圏内であることは結構重要だと思いました。

また、サークルまで時間が空く時や空きコマが続く時なんかにすっと帰れる距離であるというのは非常に楽です。

私も帰れなくはなかったのですが、面倒に感じてタリーズや図書館などで時間を無理やり潰すことが多かったです(+o+)

と、いうことで、総合的に見て、当たりハズレがあまりない無難でかつ便利なところかなと選ばせて頂きました。

おススメのエリア No.２　出町柳駅周辺

やはり、このエリアの一番の強みとしては、非常に交通の便がいい点ですね。

京阪であれば、四条や三条（南北の移動。この辺りが京都の繁華街といえます）にもすぐに出られますし、乗り継ぎさえすれば地下鉄東西線に乗って東西にもスムーズに移動することができます。

就職活動の時なんかは、大阪に出ることが多いですから、京阪の駅近だとなおさら心強いです。

京都のバスって、本数もたくさんあるし、停留所もたくさんあるから便利なんですけど、基本時刻通り動けることが少ないんです。

観光客が多すぎて、スムーズに乗り降りできないせいですね。

時間帯や系統にもよるのですが、本当にひどいものは、ひどいです(;^_^A

あの苦しみは住んだことのある人であればわかると思います・・・笑

混雑もひどいんですが、なにせ時間通りでないのが、就活の時や人との待ち合わせをする際はきついです。

電車なら、混雑することは多少あっても時間には正確ですから、安心できます。

一応、出町柳周辺は、電車だけではなくバスもかなりの本数走っていますよ＾＾

生活用品の調達に関しては、ドラッグストアは今出川通の時にも紹介しましたが、ダイコクドラッグやココカラファインがあるので、帰宅の途中でよることが可能です。

生鮮食品に関しては、私の友達で、実際に出町柳駅周辺に住んでた子は、「出町柳駅近くには商店街もあり、安くていい野菜なども手に入るのでお得だ」と言っていましたね。

食に関しては、ファストフード店（王将やマクドナルド、サブウェイ、吉野家など）や、居酒屋（鳥貴族やバーなど）もあります。

（ファストフードはすべて今出川通と東大路通の交差点付近にあり、居酒屋は大学から出町柳へ行く道（地図で赤く塗っている道）すがらにあります）

また、おしゃれなカフェやパン屋さんなどもたくさんあるので、とりあえず食に困ることはありません笑

おススメエリア No.３　本部構内の隣の道沿い

これはもうエリアというかなんというか、ピンポイントですが・・・まあ最強ですね（笑）

立地的には、大学に近いどころか、もう同じ住所レベル（左京区吉田本町）です(￣▽￣)

本部構内のどの建物で講義を受けるかによりますが、多く見積もっても５分以内には着きますし、吉田南にも５分あれば行けるでしょうね。

ただあまりに近すぎるので、ついつい友達のたまり場にされやすいですし、プライベートとオンオフを分けたい人にとってはあまり好ましくないかもしれません。

人通りも多いので、騒音も多少あるかとは思いますしね。

それにアパートがたくさん林立しているわけでもないので、争奪戦は必至かと。

飲食店関係に関しては今出川通沿いにも近いので、たくさんありますね。

買い物（食料品や生鮮品）に関しては、今出川通沿いのコンビニ（地図では「北部構内」の前辺りにあります）あるいは東大路通沿い（北側）にあるグレースたなかが最寄かと思います。（自転車で10分あれば行けるかな？）

ちなみに余談ですが、今はどうかわからないですが、グレースたなかのレジの店員さんは、クリスマスシーズンになると男女問わずサンタ帽をかぶって接客しています(笑)かわいいｗｗ

あとは先ほど紹介した、白川通にある「大黒屋」というスーパーや、「フレスコ」もいけなくはないと思います。

生活用品に関しては、大学の近くのダイコクドラッグ（東大路通と今出川通の交差点）が一番行きやすいですかね。

学校の帰りにでも寄って、帰れば余裕です。

交通の便としては、今出川通りに出ればバスは走っていますので、困ることはありません。先ほど紹介した17系統や203系統ですね。

京都のバスの中では比較的空いている方ですし、本数も多く夜間もそれなりに走っています。

それに最悪、三条とかで飲んで終バスを逃したとしても、京阪の出町柳駅から歩いて帰れなくはない距離なので、不便ではありません＾＾

バスは場所にもよりますが、早いところは21時台、22時台には終わってしまいますし、深夜バスが走っているところもありますが、料金は倍になりますし、本数もエリアも限られます。

私的にはそれがすっごくうらやましかったです・・・

番外編：東大路通沿い

赤い線では示していないエリアにはなりますが、地図上で南北に通っている太い道「東大路通」の沿線もすごく便利ですよ。

食料品店は、「グレースたなか」やコンビニ（ローソン100）などもありますし、生活用品は「ダイコクドラッグ」があります。

郵便局も近いですし、飲食店もたくさんあります。そして大学（本部構内や北部構内）にも近くて、大通り沿いなので、バスも頻繁に通ります。

北部構内に通う理系の方にもおすすめのエリアですが、今出川通に近いあたりでの東大路通沿いだと、そこまで本部や吉田南からも離れすぎず、本部構内の学生さんにも十分おススメできる便利なエリアかなと調べてみて改めて感じました。

住環境や私生活編

先ほどは、文系学部と工学部の方向けの、通学や日常生活の必須事項（買い物や郵便局など）についてのおススメ場所についてお話しましたが、次は、環境的に住みやすい場所や、プライベートな日常にちょっとした彩りを与えてくれる場所についてご紹介しようと思います。

※基本的に本部構内への通学に不便ではない範囲のみ紹介します。

ズバリ！おススメの場所は、北白川エリアです！

北部構内の北側が面している通りを「御影通」というのですが、この通りの北側のエリア（御影通～北大路の間辺りかつ白川通付近）が「北白川」という地区です。

といったメリットが掲げられると思います。

北白川一帯は、閑静な住宅街ということで、治安もよくセレブが多い？ということで、学部問わずひっそりと人気なエリアでもあるんです。

やはり住環境に適しているからか、アパートの数も多く、規模も大きめのアパート・マンションが多いです。

ですから、比較的入居しやすい穴場かなと思っています。（私的には）

人がたくさん住んでいるがゆえ、スーパーも近くにありますから便利ですしね。

またグルメな方には是非おススメしたいんです！！！

お洒落なカフェが住宅街の間にひょこっとあったり、安い大衆食堂、美味しいケーキ屋さん、ハンバーグ屋さんなどなども・・・

女子も男子も大満足できるラインナップです＾＾

また、北白川より少し北のエリアを「一乗寺」というのですが、ここはラーメンが好きな人にはうってつけの場所なんです！！！

一乗寺とは、全国でも有名なラーメンの激戦区で、数メートルの間に美味しいラーメン屋さんがごろごろひしめいている地区です。

あの天下一品の総本店があるのもこの辺りです。

やっぱり激戦区というだけあって美味しいですし、有名なラーメン屋さんがたくさんありますよ＾＾

行列は必至ですが・・・(;^_^A

実はラーメンだけではなく、一乗寺にあるケーキ屋さんやカフェも美味しいところが多いんです☆

お店の詳細などは、また別の記事にてご紹介できたらと思っています！

北白川は、こんな魅力的な一乗寺にも自転車でふらっと行けちゃいますし、大学にも近いので、学業においてもプライベートにおいても非常に有益なエリアだと思います♪

住環境やプライベートのことを考えると、やはりアツいですね！

かくいう私も北側に住んでいたのでよく知っているので、胸を張っておススメできるのです♪

ただ、１つ難点が・・・

交通の便においては、先ほどあげた３エリアに比べると少し不便ですね。

バスなどは走っていますし、不便というほどではないのですが、やはり電車の方が色々と利便は良いのです。

なので、叡山電鉄に近い北白川エリアに住むのがベストかもしれませんね。（北白川あたりなら終電は遅くまであるようです）

まとめ

いかがでしたでしょうか？

少しでも参考になっていると嬉しく思います＾＾

家は、大学生活でも重要な役割を占めるものですから、妥協せず、自分の望むところに住めるといいですね！

充実した大学生活を送れるよう祈っております☆