基本情報処理技術者試験に合格した時の勉強法と実体験から大切だと実感したこと

基本情報処理技術者試験 合格 体験談 勉強法

こんにちは。ゆきちです。

本日は、「基本情報処理技術者」という資格についてお話していこうと思います。

いったいそれはどんな資格なのか?それをなぜ取ろうと思ったのか?

それから、実際に合格するまでに行っていた勉強法や注意点、実際の受験までの流れなどをご紹介していきますね!

実際これから受けようと思っている人の参考になれれば嬉しく思います^^

基本情報処理技術者試験とは?

IPA独立行政法人(情報処理推進機構)が運営している、春と秋に行われる試験です。

簡単に言うと、IT技術者が持っておくべきとされる基本的な知識や技能をちゃんと有しているか?を問う資格ですね。

詳しくはこちらのページをご参照ください☆

基本情報処理技術者試験を受けようと思った理由

会社でIT知識を人に教える立場に任命されることが決まったため、一定の知識があることを証明するための資格として受験することを決めました。

会社としても、その資格を有していた方が良いということで取得することを応援してくれたので、比較的学習しやすい環境であった点は自分は恵まれていたなあ、と実感しています。

受験の申請方法や試験の内容・形式・会場の雰囲気は?

試験の応募方法

試験はWebから申し込む形になっています。

試験の内容・会場の雰囲気

試験内容は、午前と午後で数時間ずつかかりますので、集中力を維持するのがとても困難な試験と言えます。

難易度としては、IT未経験者にとってはとても難易度が高い試験と言えます。

ただ暗記である程度点数が取れるところもあるため、学生の受講も多くみられます。

逆に、業務についている技術者は現場で関連しない知識も多くあるため、受講は少なめと言えます。

とはいえ、私のように「指導する立場として持っていて」と指示・推奨されることも多くあるため、中堅層の技術者も多くみられます。

そのため、静かな雰囲気で試験自体は行われます。

基本情報処理技術者試験に合格するために行った勉強法

実際に行った勉強方法ですが、先述した通り、午前と午後の部でパートが別れているため、それらに合わせた勉強法を行うと良かったです。

まず午前の問題ですが、基本的に過去の問題を引用して出題するケースが非常に多いです。

そのため第一段階では、まず基本情報処理技術者試験における試験範囲の全体的な知識を浅くでいいので、参考書でさらっと確認します。

参考書も色々あるのですが、真面目に読むと挫折するような難しい内容で書かれているものも多いため、自分視点で構わないので絵が多く、とっつきやすくさらっと読みやすい参考書を探します。

それが読み終わったらひたすら過去問題を解いていきます。

最近では「基本情報 過去問」と検索をかければいくつか該当するWebサービスも多く出ており、各年代の過去問を時間の許す限りときましょう。

この時に暗記という形になっても構いません。

そして午後の問題が躓きがちです。

午後の問題対策としては出る傾向は決まっているため、フローチャートや基本的なプログラミング演習などをこちらも過去問に沿って行います。

午前対策と異なり午後の過去問は解説をしっかり読むことが重要になります。

その解説でわからないところを調べ学習していくことが早道になります。

勉強する際、意識していたこと

勉強する際に、最も意識していたことは、過去に受けていた人の意見を参考にすることでした。

この資格は午前と午後で学習する観点が異なります。

午前問題はひたすら数をこなすことで暗記します。

実際に受験したことのある人には、「暗記だけで午前は乗り越えられる」ということも聞いていたので、数と時間という物量を特に意識して学習していました。

次に午後の問題ですが、こちらは暗記したからできる、という問題ではなく毎年傾向は同じものの問題の意図や内容を理解していないと回答できないという点が難しいところでした。

そのため、特に午後はわからないところをタスクのように積み上げて解消していくと達成感も感じ学習しやすいとうかがっていたので私もそのまま使わせていただきました。

これが功を奏しまして、結果的に学習に対するモチベーションを下げることなく継続して学習することができました。

また、午後の問題は問題文をしっかり読むことも重要と聞いていました。

答えのヒントが多く書かれているということで学習段階から問題を短時間でしっかり読むというトレーニングも行いました。

実際にその勉強法をやった上で試験を受けて感じたこと

午前対策はまさに事前に聞いていた通り、過去にもみた問題などがとても多く、詳細が理解できていなくても答えまで結びつけることができました。

逆に間違えていそうな問題についても後ほど過去問題を確認したところ類似した問題も多くあり、とても勿体無いことをしたなと若干後悔しました。

上記理由からも、物量つまり過去問題を多くこなすことの重要性を強く感じました。

午後の問題対策はどうしても理解できないような問題があった場合もすでに資格を取得されている先輩がおり聞くことができる環境でした。

そのためタスクのように積み上がった不明点も1つずつ時間をかけ理解することである程度の応用にも耐えうることができることができました。

そういう意味では午後問題対策は質問できる環境や聞ける環境がないと厳しいといえるかもしれません。

もちろん自己学習だけでも午後合格することはできるかもしれませんが、午前対策に時間がかかることから効率よく午後対策をやることが重要なので環境は重要と考えます。

この勉強法のメリット・デメリットと思える点

メリットと思えるところ

いいところはモチベーションを維持しやすいことです。

積み上げ式で消化していく感覚が好きな人には向いていると思います。

デメリットと思ったところ

悪いところは管理が必要というところです。

学習をマネジメントと捉えない方には苦痛な作業でしかないと思います。

これは失敗だったな・・・と思う勉強法

当初は、参考書の内容を全部理解しようと学習を始めようとしたのですが、学習範囲が膨大で参考書を読むことでモチベーションがどんどん下がってしまいました。

その上、時間もとてもかかりました。

ですので、過去問を解くという方にひたすら注力した方がとても効率的でした。

試験勉強にかかった時間・期間や、その結果は・・・

学習を始めたのは試験の6ヶ月前で実際に平日は業務をこなしながらの学習となりました。

結果的には試験は2回受けることになり、1回目は業務が多忙な時期と重なり明らかな学習不足を露呈し不合格となってしまいました。

2回目は1回目の反省もあり、先ほどあげたタスクの要領で学習を続け過去問の段階である程度の合格見込みも見えたレベルで受験しました。

結果的に2回目で合格することができ、自身で行なっていた学習方法の正しさを認識することができました。

まとめ

以上が私が実際に受けてみて感じた感想、そして合格するまで行っていた勉強法です。

やはり、

  • 自分にあう参考書を見つけること
  • 学習時間をしっかり確保すること
  • ひたすら過去問を解いて実戦力をつけること
  • 過去に受けた人の意見やアドバイスを参考にする

この4つが特に重要だったかと思います。

身の回りに受けたことのある人がいない方は、私の体験談や、私が実際に過去に受けたことのある人からきいた経験談を是非参考にして頂ければ心強いのではないかと思います!

無事に合格出来ることをお祈りしています!