【体験談】半年で医学部に合格出来た受験の勉強法を医学部生に聞いたので紹介します

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こんにちは。ゆきちです。

私は専ら文系人間なので、文系に関する勉強法や情報は色々とお届けできるのですが、理系の分野でお届けできる情報が少ないのでは?と思い、今日は理系の友達から聞いた体験談をお話できたら、と思います!

彼女は国公立の医学部を目指して受験勉強をしていたので、医学部を目指されたい方・目指している最中の方の参考になれば嬉しいです^^

医学部を目指して勉強していたときの状況

彼女は、現役生の頃に医学部を国公立医学部を受験したそうですが、その際は不合格になってしまい、浪人をしてもう一度目指すことにしたそうです。

ただ、諸般の事情から、半年しか準備期間がなかったそうです(これは1年受験生活を既にしているとはいえ、厳しい状況だったかと思います・・・!)

実際にどのような結果が出たのか?

彼女が実際に行った勉強法については、後で説明しようと思いますが、実際にその勉強法でどんな結果が出たのかが気になりますよね?

彼女はたった半年ほどの勉強で、見事に国公立の医学部に合格できたんです!

いや~、これは本当にすごいことだと思います。

しかも、予備校に通ったり、家庭教師をつけたりと誰かに教えを請うたわけでもないんだそうです・・・!

医学部を志している人はお分かりかと思いますが、医学部は他の学部に比べて偏差値も高いですから、その勉強スタイルかつたった半年でこのような結果を出せたのは素晴らしい!と心から思います。

具体的には、センター試験で87パーセント以上(点数換算すると900点満点で783点)をとり、二次試験も6割ほどの得点だったそうです(点数開示した結果)

なんとかギリギリではあったようですが、もともと11月の記述模試ではE判定だったそうで、周囲は絶対に無理だと言われていたそうですから、見事な逆転劇ですね。

ちなみにゆきちは実践模試などではA判定やB判定でしたが、センター試験を受けた後のセンター判定ではC判定でした(センターは800点超でしたが、ある科目の得点が低すぎて・・・(笑))

C判定なら無理なんじゃないか・・・と思われそうですが、現に私も合格できたわけです。

あくまで指標にすぎませんから、判定を見ただけで諦める必要はないかと思います(もちろんそれ相応の努力は必要ですよ)

本当に行きたい大学なら、判定に一喜一憂せず、ただ前を向いて勉強に励んでもらえれば、と思います!

さてさて、前置きが長くなりましたが、このような結果が出たとなると、よりいっそうその勉強法が気になりますよね。

では、早速彼女から伝授してもらった勉強法についてご紹介しますね!

医学部に合格する為に行った勉強方法

国公立医学部の受験では、センター試験、二次試験両方を受けなければならず、勉強する科目数が多いのが特徴です。

彼女の場合は、勉強期間が半年ほどしかなかったので、あれこれ手を出している暇がなく、とりあえずセンター試験まではセンター試験の勉強に専念して、センター試験が終わってから二次の勉強に取り組むという戦法をとったそうです。(とくに理科においては)

理科のセンター試験で出題される以外の範囲については、センター試験の範囲がきちんとわかっているなら、意外と一か月で詰め込める内容だったからだそうです。

ただ、数学だけはⅢCまで必要だったので、範囲が膨大だったため11月くらいから一度軽く目を通すくらいのことはしていたそうです。

彼女曰く、やはり国公立医学部を突破したければ、まずはセンターで高得点を叩き出して、そのままの勢いで二次に臨むというのが良いとのことでした。

具体的には、「おもしろいほどわかる本」シリーズなど、受験の範囲を広く浅くカバーしている本を何度も解いて、定着させたそうです。

受験では満点を取る必要はないので、他の人ができることを確実にできるようにすればよい、と言っていました。確かにその通りですね。

受験は得点を獲得することも大切なのですが、得点を取り逃さない(ミスなどで失敗しない)というのも同じくらい大切です。

問題を解けたつもりでも、小さなミスが思わぬ悲劇を生み出すきっかけになるのです。

よって、まずは重箱の隅を突くような勉強はせず、あくまでセンターで高得点を取ることを目標に、広く浅い勉強をして、総合力で逃げ切ることを考えるのが良い、とのことでした。

なるほど。カンタンにまとめてみると・・・

[safe title=”POINT”]まずは受験の範囲を広く浅く頭にいれることが大事![/safe]

ということですね。

先ほども言った通り、彼女はこの勉強法を半年して合格したわけですが、それでもなぜ合格できたと思う?と聞いてみました。

すると、上記の勉強法をしていたと共に、勉強していた環境が非常に誘惑の少ない環境だったことも良かった、と言っていました。

田舎で暮らしていたので、遠出をしない限り買い物したり遊ぶこともできなかったらしく、テレビなども一切見ずに、四六時中勉強のことばかり考えていたそうです。

ここは私とは違いますね。

私も1日12時間くらい勉強していたとはいえ、休憩時間を1日に1、2時間取り入れ、その間は好きなことを思う存分していました。

昼ご飯を食べながら、撮りだめていた韓国ドラマを2倍速くらいで見ていましたw

更にCMもとばせば、1時間の間に2本は見れるんですよね。

といった感じで、気分転換もしつつ、集中する時はしっかり集中する!!としていました。

また、彼女はある本で、「数学などの理系科目と国語などの文系科目を交互に勉強したら疲れにくい」ということを読んだことがあったそうで、実際にやってみると、まさにその通りだったそうです!

センターの科目数が多い(文系科目も理系科目も必要だった)ことが、かえってよかったのではないかとさえ思ったそうです。これは初耳でしたね!

あとは、毎朝その日にやるべきことをリストアップして、その通りに忠実に実行していったそうです。

あくまで自分で決めたメニューなので、思い通りにいかないことは少なかったものの、たとえ思い通りにいかなくても、あまり深刻に考えないようにしていたのもよかったといっていました。

一つ難点をあげるとしたら、科目数が多いので、一日に何時間あっても足りない感覚があったそうです。

しかし、問題集や過去問をこなすたびに点数が伸びていき、実力がついていることを実感できたので、モチベーションや自信には繋がっていったのだとか。

模試ではいまいち点数がとれなかったらしいのですが、過去問で点数がとれていたので、あまり気にしなかったそうです。

私も思ったんですが、これって結構大事なんですよ。

ついつい模試の結果で一喜一憂しがちですが、悪い結果であってもあまり気にせず、「やればできる!」と思い続けるのが大事だと思います。

病は気から、といいますが、勉強においても気持ちは大きな作用をするおので、気のもちようで効果の出方が変わってくるんですよ。

これは私も浪人時代にすごく実感しました。

彼女も、このように最後まで自分の勉強のやり方をぶれずに、ずっと信じてやりきったことが、結果につながったと思うといっていました。

やはり、受験はメンタルの部分も大きいんですよね。

「マインドによって大きく結果が左右される」という私が以前から唱えていた1つの仮説が証明された瞬間でもありました(笑)

彼女が行った勉強法の良い点と悪い点

彼女のやり方で彼女自身は合格できたわけですが、振り返ってみてその方法は良かったのか、またどういう人に向いている方法だと思うかを尋ねてみました。

いいと思ったところは、広く俯瞰的に勉強することで、満遍なく得点することが出来、より合格に近づけること。

逆に悪いところは、得意科目を作ることができず、そのためどの科目でも常にミスが許されないというプレッシャーが大きいこと。

本番でメンタルがやられてしまう人には向いてないかも、と言っていました。

私も満遍なく派だったのですが、色々な科目で受験が必要な方にとっては、この方法は有効だと思いますよ。

私立受験などで受ける科目が決まっている場合は、これぞ!という得意科目(それこそ帰国子女とか)があった方が楽勝かと思いますが、あれやこれやと受験科目が必要な人にとっては、超得意科目を作るよりは、オールマイティに出来る人の方が楽かなとも思います。

(私個人の勝手な解釈ですが、難関大とされる国公立の大体の学科がそういう人を求めているような科目設定と出題形式かな、と感じていました)

最後に

何か最後に言いたいことある?と聞きましたら、

「とにかく絶対に諦めるな!自分がやると決めた以上はやり通す!といった強い気持ちを持ち続けた人が最後は勝つ!!!」

と言っていました。

これは私も賛同できますね。一票を投じます。(笑)

是非、医学部を目指そうとしている人、自分にはやっぱ無理かも・・・と諦めモードの方、この記事(彼女の体験談)が役に立てば、私も彼女も嬉しいです^^