行政書士の資格を予備校に行かず独学でも取得できた格安の勉強法を教えます

行政書士 独学 格安 勉強法

こんにちは。ゆきちです。

行政書士ってご存知ですか?

行政書士とは、役所に提出する書類を作成したり提出したりするのを代理で行う人のことを指します。

国家資格なんですよね。

しかも実際の暮らしに関する業務もできるんですよ。

例えば、「遺言書の作成」なんかも行政書士が作成したり、アドバイスすることが可能なんです!

私は公的な資格と言えば、数限られたものしかもっていなかったので、何か他に面白い資格とかないかな~と思って、行政書士の資格を取得することを試みてみることにしました!

行政書士になれれば、独立で開業することも可能ですしね。

行政書士の資格を取ろうと思ったら、まず最初に思い浮かぶのは「それ専門の予備校などのスクール(塾)に通う」という方法です。

もちろん、これが一番手っ取り早く、効率的で合格の確率も上がる方法なのですが、いかんせん取得までにお金をかけたくなかったので、「じゃあ独学でやってみるか」と楽観的に思いました(笑)

もちろんその方法で、ちゃんと合格できましたよ^^

というわけで、今日は同じように「独学で取得したい!」と思っている方に向けて、私が実際にやっていた勉強法についてご紹介していきたいと思います~!

参考になれば嬉しいです♪

行政書士って独学でもなれるものなの?

さきほども軽くお話しましたが、行政書士の資格を取るには、資格予備校へ行くのが一般的かつ効率的です。

ただ、スクールに通うとなると、それ相応のお金も必要になります。

ちょこっと調べてみたのですが、資格取得で有名な「ユーキャン」ですが、行政書士用の講座は63000円とのことでした。(「生涯学習のユーキャン」より)

結構な額が必要ですよね。

これでも他の資格講座よりも安めなのかもしれませんが・・・

というわけで、じゃあ独学で勉強すればいいやん☆と思い(笑)独学での勉強が始まるわけですが・・・

まあ結論からいうと、「可能」です。

詳しい勉強方法や、メリット・デメリットなどについては、このあと順に説明していきますね。

実際にやっていた行政書士に合格するための独学の勉強法

行政書士試験の科目は、憲法、民法、行政法と言った法律科目と一般教養科目があります。

どこから手をつけていいか戸惑いましたが、まず市販のテキストを購入して読むことから始めたのです。

独学の場合、この参考書選びが重要になります!

とにかく、わかりやすく内容の濃いものを選ぶことです。

法律に関しては、大学で「日本国憲法」の一般教養をとったことしかない素人レベルだったので、初めは難解な法律用語に悩まされました・・・

しかし、その都度法律用語辞典を調べて理解するようにしました。

そして1度読んだぐらいでは理解できないので、繰り返し読むようにしました。

すると、少しずつですが理解できるようになっていったのです。

しかし、インプットだけでは記憶に定着しないので、次は問題を解く練習(アウトプット)をしていきました。

そのために役立つのが過去問集です。

実は、資格試験は過去問を制覇することが合格への一番の近道といっても過言ではないんですよ。

試験では、同じような問題が形を変えて繰り返し出題されるので、何度も過去問をやりこむことによって、何を問われても正解できるようになっていきます。

もちろん、インプットも大事なのですが、行政書士は科目も多く、法律科目以外にも一般教養科目があり、すべてを理解して覚えようとすれば、いくら時間があっても足りないくらいです。

ですから、私はアウトプット(過去問を中心に問題を解く)に重点を置いて勉強するようにしました。

また過去問以外では予想問題集を購入して何度も解くようにしました。

また、必要な部分だけに重点を置いて勉強するようにしましょう!

過去問自体は、具体的にいうと、10回以上繰り返してやったので暗記するぐらいになっていました。

そのことでかなりの力がつき、合格できる自信もできていったんですよね。

しかし、行政書士試験には、一般教養の科目もあり、またこれが出題範囲も広く行政書士の参考書だけでは足りないように感じたので、次は公務員試験の問題集を購入して何度も解いていきました!

(公務員試験でもこういった知識は問われるようですね)

また、行政書士の問題は時事問題からも出題されるので、新聞を購読し、その政治経済コーナーを毎日精読するようにしていました。

今はデジタルでも新聞が読めますから、通勤の最中だったり寝る前だったりいつでも気軽に読めますよね。

とにかく大事なことは・・・

[safe title=”POINT”]何度も過去問や問題集を解いてアウトプット中心の勉強をすること

満遍なく知識を蓄えること[/safe]

の2点ですね。

独学で勉強することのデメリット・大変さ

独学で勉強することの大きなメリットとしては、当初の目的通り、「お金がかからない」ということです。

また、いちいち通学しなくてもいい、というのも大きかったですね。

ただ、予備校(スクール)で指導を受けるのとは違い、独学はすごく孤独なものなので、精神を強くもたねばいけません。

その上、1人でやっていることであり、誰かが指摘したり導いてくれたりするわけではないので、「果たして自分の勉強方法がこれで正しいのか?」というのが最初はよくわからず、自信がありませんでした。

また、行政書士を目指すほとんどの方がスクールに通われると思うので、自分で決めておきながらも「本当に独学でも合格できるのか?」というのは最後まで不安ではありました。

ですから、資金に余裕のある方は、スクールに通う方が精神衛生上は良いです。

それに、予備校に通っていれば、わからないことがでてくれば、講師に聞けるのがかなりのメリットです。

また同じ目標を持つ仲間と一緒に勉強することでやる気も出てくるでしょう。

ですから、声を大にして「独学をおススメする!!」とは言いません。

自分の環境や生活スタイル、性格や予算に合わせて勉強スタイルを考えたほうがいいかと思います。

どうしても独学で行政書士になりたいならこれだけは必ずやるべし!

「本当にこれで合格できるのだろうか」と自分の勉強法に自信が持てなかった、と述べましたが、それも最初のうちです。

実際に過去問を中心に何度も問題を解くことで、学力がかなりついていったと徐々に確信していきました。

ですから、参考書などを読むだけに留まらず、必ず問題を解いてアウトプット中心の勉強をするようにしてください!

行政書士試験は範囲が広いので、いかに的を絞って勉強するかが大事です。

そのためにも、何度も言いますが、過去問を中心に繰り返し問題を解くことが大切なのです。

これが一番効率的な勉強法ですし、合格に必要な力が短期間で身につけることができます。

また、メンタル面では、けっしてあきらめない気持ちをもつことも、勉強とおなじくらい重要なことです。

一人で勉強するのは大変ですが、そこは資格試験の受験雑誌などを読みながら、モチベーションを高めていくことで、挫折することなく最後まで勉強することができたかなと思います。

結局、予備校に通って学ぶのも独学で学ぶのも、要は本人のやる気次第です。

やる気がなければ、予備校に通っても受かりませんからね。

全くの法律の素人が勉強し始めたわりには効率的な学習ができたと思いますが、もしも周囲に試験合格者がいたら、その人に相談したり、アドバイスを受けたりするともっとうまく勉強できたのではないかと思っています。

ですので、もし知り合いにそういう人がいたら、迷わず相談してみましょう。

以上、ご紹介した方法を頭の片隅に入れて勉強するだけでも、少なからず効果はあると思います。

また、「独学で勉強しても合格した人がちゃんといる」という事実も後押ししてくれることになるかと思い、この記事を書くことにしました。

資格取得に向けて、独学で勉強している人や、してみようと思っている人の支えになれれば嬉しく思います。